この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ーasahiー
第11章 夢の先に


就任式兼誕生日パーティーは終わり
フロアには誰も残っていなかった。
先程まで賑やかだったのが嘘のようだ。

花束が沢山届き中でも目を引くソレを
何気なく手に取った。
送り主は書かれておらず
白と赤のバラのみが綺麗に包まれている。



「見る目があるじゃないか」


不思議そうに修の顔を見れば
白と赤のバラを一輪ずつ手にしていた。


「修からも花出してくれたんですか?」


照れくさいけど
どの花よりも一番嬉しかった。


「やっとだ…長かったな…」


「そうですね」


21の時から仕事を初め俺は今日28になった。
修との付き合いも7年になり
やっと夢が叶った
いや、叶う目前だ。


修が赤のバラを手渡す。


「え…」


「俺は白だ…」


「俺色に染まってくれるんですか?」



くさい台詞を言ったのは俺なのに
言って恥ずかしくなってるし…


少し間を置き…


「そのつもりだ」


「じゃぁ、社長プレイから始めますか」



誰もいないフロアで手を繋ぎ
ゆっくりと足をすすめた。



「俺色か…なんかエロいですね」


「お前の頭の中はそんな事ばっかだな」



これからも変わらない…
俺たちは新しいスタートをきった…



/96ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ