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ーasahiー
第11章 夢の先に
ネクタイピンを貰った時から
修はこれを大切に持っていた。
この日の為に…
「旭、俺が年取っていっても
側に居てくれるか?」
「勿論ですよ」
見つめ合う二人は
どちらからともなく唇を合わせた…。
「修も赤いバラでいいのに」
「何故だ?」
「だって…もう俺色だし」
「あぁ、間違いないな」
甘い口付けを交わし熱い体を合わせ
夜は更けていった…。
「修、好きですよ」
「知ってる」
きっかけは俺の一目惚れから始まった。
こんなにも幸せになる事なんて
想像もしていなかったのに
俺たちは今もこうして恋愛をしている。
これは、この先も変わらない…。