この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
あれはぼくが21歳の時
第1章 電器店のアルバイト

その売り場に、沙織さんがいた。
量販店2階のオーディオコーナーが、ぼくと沙織さんの担当だった。
沙織さんは、年上の店員さん。色々と、仕事を教えてくれた。
制服姿が、まぶしかった。
ちょっと可愛い子。
小柄で、長い髪。
制服がとても似合っていた。
細い体だけど、出るところは出ている。
古い言葉、トランジスターグラマーって言うのかな?
キラキラした瞳で
○○君、今度飲みに行かない?
って、ぼくを誘ってきた。
えっ?
ぼくは付き合っている娘がいた。
セックスもそれなりにしていた。
でも、他の女性とのセックスはどうなのか?
ずっと思っていた。
恋人以外の女性の体と、恋人以外のセックスに、ずっと興味があった。
沙織さんは、どうしてぼくを誘ったのだろう。
色々考えたが、答えが出るわけではない。
付き合っている娘がいるからって、
他の女と飲みに行くことが、ダメってことは無いだろう。
それに、ただ飲むだけだから
(内心それ以上を期待していたけど)
そうして、ぼくは沙織さんと飲みに行った。
楽しく飲んだ。
酔って来ると、沙織さんが瞳をきらきら輝かせながら、聞いてきた。
ねえ、彼女とはセックスしているの?
ええ、まあ…
ぼくは、ドギマギして答えた。
酔った赤い顔が、ほてって来るのを感じた。
酔っていたせいではない。
そんな風に、女性からストレートに聞かれたことがなかったからだ。
かわいいね、○○君。
沙織さんはそう言うと、ぐいっとビールのジョッキを傾けた。
おいしそうに飲むと、
「あー、わたし酔っちゃったなあ。これから、今日だけ、○○君の恋人になろうかなー」
「え?それは…、ぼくは構いませんけど…」
ぼくの声は、かすれていたかもしれない。
「今日だけ、恋人にしてくれる?本当?うれしい!」
そう言うと、沙織さんは声を上げて笑った。
笑顔と同時に、ぼくに体をあずけてきた。
体と体が触れあう。
髪のいい香りがした。
沙織さんの体重がぼくにかかる。
女性の弾力のある体が、心地よい。
店を出てからも、沙織さんはぼくに体をぴったり寄せて、恋人のように二人で歩いた。
二人はホテル街に歩みを進めた。
そこまで歩くと、二人の会話が途切れた。
押し黙ったままの二人。
今まで楽しく話していた二人の間に、静寂の時間が流れる。
量販店2階のオーディオコーナーが、ぼくと沙織さんの担当だった。
沙織さんは、年上の店員さん。色々と、仕事を教えてくれた。
制服姿が、まぶしかった。
ちょっと可愛い子。
小柄で、長い髪。
制服がとても似合っていた。
細い体だけど、出るところは出ている。
古い言葉、トランジスターグラマーって言うのかな?
キラキラした瞳で
○○君、今度飲みに行かない?
って、ぼくを誘ってきた。
えっ?
ぼくは付き合っている娘がいた。
セックスもそれなりにしていた。
でも、他の女性とのセックスはどうなのか?
ずっと思っていた。
恋人以外の女性の体と、恋人以外のセックスに、ずっと興味があった。
沙織さんは、どうしてぼくを誘ったのだろう。
色々考えたが、答えが出るわけではない。
付き合っている娘がいるからって、
他の女と飲みに行くことが、ダメってことは無いだろう。
それに、ただ飲むだけだから
(内心それ以上を期待していたけど)
そうして、ぼくは沙織さんと飲みに行った。
楽しく飲んだ。
酔って来ると、沙織さんが瞳をきらきら輝かせながら、聞いてきた。
ねえ、彼女とはセックスしているの?
ええ、まあ…
ぼくは、ドギマギして答えた。
酔った赤い顔が、ほてって来るのを感じた。
酔っていたせいではない。
そんな風に、女性からストレートに聞かれたことがなかったからだ。
かわいいね、○○君。
沙織さんはそう言うと、ぐいっとビールのジョッキを傾けた。
おいしそうに飲むと、
「あー、わたし酔っちゃったなあ。これから、今日だけ、○○君の恋人になろうかなー」
「え?それは…、ぼくは構いませんけど…」
ぼくの声は、かすれていたかもしれない。
「今日だけ、恋人にしてくれる?本当?うれしい!」
そう言うと、沙織さんは声を上げて笑った。
笑顔と同時に、ぼくに体をあずけてきた。
体と体が触れあう。
髪のいい香りがした。
沙織さんの体重がぼくにかかる。
女性の弾力のある体が、心地よい。
店を出てからも、沙織さんはぼくに体をぴったり寄せて、恋人のように二人で歩いた。
二人はホテル街に歩みを進めた。
そこまで歩くと、二人の会話が途切れた。
押し黙ったままの二人。
今まで楽しく話していた二人の間に、静寂の時間が流れる。

