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先生が好きです。
第2章 意外な真実
放送室には、機器の前にパイプ椅子が二つ並んでいる。
本来ならそれで充分なのだろうが、それを向かい合わせて座るとなると…

『どうぞ。座ってください。』

近い。近すぎる。緊張してきたどうしよう。

「み、三雲先生眼鏡かけられるんですねっ!」
何言ってるんだ私。

『ああ、はい。さっきまで資料に目を通してたので。』
普通に答えられた。逆にツラい。

『ところで話というのはですね…』
しかも話逸らされた。

『青井さん、私のことが好きでしょう。』
ああそうなんですよね、…!!??

え…⁉︎

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