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先生が好きです。
第2章 意外な真実
『私のことが、好き、でしょう?』

優しく諭すように、三雲先生は私に尋ねる。聞き間違いではないようだ。
先生は、今までに見たことのない意地悪な目をしてどこか楽しそうにも見える。

私はとんでもなく動揺していた。
自分の顔が真っ赤になっているのが、鏡を見なくても分かる。

「そんなこと、な…」
『本当に?』

畳み掛けられた問いに、目を伏せた。


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