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智恵の輪
第2章 虜

「ハッ…ハッ…」と智恵さんの息遣いが聞こえる。
私はファスナーをゆっくりと下げた。暗がりの中に彼女の肩が輪郭を表してくる。もろく崩れやすい繊細な肩のラインだった。弱々しく見え、でも美しかった。少し日焼けした肌に真っ黒な紐が肩に掛かっていた。その紐は背中でXを描くようにクロスしていた。
薄い袖の生地を通して彼女の細い腕に触れた。スベスベとした肌触りだった。あの魅力的な透けた腕のシルエット、その女性らしい輪郭を演出していた生地の中に手を伸ばし、彼女の素肌に指先を這わせた。さらに柔らかく滑らかな肌触りだった。触れた感覚が心地よくて、いつまでも触れていたい気持ちにさせた。
彼女の背中にそっとキスをして、手のひらでは彼女の肩のラインに沿って優しく触れていた。
私はファスナーをゆっくりと下げた。暗がりの中に彼女の肩が輪郭を表してくる。もろく崩れやすい繊細な肩のラインだった。弱々しく見え、でも美しかった。少し日焼けした肌に真っ黒な紐が肩に掛かっていた。その紐は背中でXを描くようにクロスしていた。
薄い袖の生地を通して彼女の細い腕に触れた。スベスベとした肌触りだった。あの魅力的な透けた腕のシルエット、その女性らしい輪郭を演出していた生地の中に手を伸ばし、彼女の素肌に指先を這わせた。さらに柔らかく滑らかな肌触りだった。触れた感覚が心地よくて、いつまでも触れていたい気持ちにさせた。
彼女の背中にそっとキスをして、手のひらでは彼女の肩のラインに沿って優しく触れていた。

