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百合の華は永遠に
第4章 私と彼の8日間~新たな敵~
「はう~いい気持ちぃ~」
温泉につかりながらグーッと伸びをすると、洗い終えた里が隣に座った。
「おい梓、いい加減仲直りしろよ。私らまで気まずいだろ。」
「むー..だって私は悪くないもん..」
本当は私だってちょっとは言い過ぎたけど、マサキ君から謝らないと絶対許さないつもりだった。
「はぁ..まぁ梓と一緒に寝るのは久々だから良いけどよ。」
ニコッと笑う里に、思わずギュッと抱きつく。
優しいお姉さんみたいな彼女が大好きだ。
「里好きぃ~」
「私もだ。」
その時、
ムニュッ
「..ん?里、胸おっきくなった?」
顔を胸元にうずめた形のまま手で触る。
昔はもっと小さかったような..
「さ、触るな変態っ!」