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百合の華は永遠に
第4章 私と彼の8日間~新たな敵~
「まぁ榊原もすっげぇ好きだったけどさ。俺、今はそれ以上に里を大事にしたいって思ってるから。」

「わかんないね。じゃあ僕は梓を..大事にしてないのかも。」

「....松田、頭固いよ。榊原がお前を拒否したことなんてあるか?」

「..実は梓もお前らみたいな付き合いが良かったのかも..」

「あーウジウジすんなよ、気色悪ぃ!いっつもイチャイチャしといて何言ってんだよ。思い出してみろよ。」

田所の言葉に普段の梓を思い出す。
腕を絡めてくる梓、人前で恥ずかしげもなく抱きついてくる梓..

(確かに..あれで田所たちみたいな付き合いを求めているはずが...)

「はぁ....梓のことになると冷静になれないんだよな。」

「バカ、知ってるよ。榊原だって知ってる。それでもお前と一緒にいるだろ?」

「....」

「とりあえず、お前、仲直りしろ。」

「....いやだ。」

「....頑固か。」

「何とでも言え。もう出る。」

本当は謝りたいけど、謝れない。
いつもなら梓から切り出してくれるから、余計に意固地になってしまっていたー
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