この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
百合の華は永遠に
第4章 私と彼の8日間~新たな敵~
「まぁ榊原もすっげぇ好きだったけどさ。俺、今はそれ以上に里を大事にしたいって思ってるから。」
「わかんないね。じゃあ僕は梓を..大事にしてないのかも。」
「....松田、頭固いよ。榊原がお前を拒否したことなんてあるか?」
「..実は梓もお前らみたいな付き合いが良かったのかも..」
「あーウジウジすんなよ、気色悪ぃ!いっつもイチャイチャしといて何言ってんだよ。思い出してみろよ。」
田所の言葉に普段の梓を思い出す。
腕を絡めてくる梓、人前で恥ずかしげもなく抱きついてくる梓..
(確かに..あれで田所たちみたいな付き合いを求めているはずが...)
「はぁ....梓のことになると冷静になれないんだよな。」
「バカ、知ってるよ。榊原だって知ってる。それでもお前と一緒にいるだろ?」
「....」
「とりあえず、お前、仲直りしろ。」
「....いやだ。」
「....頑固か。」
「何とでも言え。もう出る。」
本当は謝りたいけど、謝れない。
いつもなら梓から切り出してくれるから、余計に意固地になってしまっていたー
「わかんないね。じゃあ僕は梓を..大事にしてないのかも。」
「....松田、頭固いよ。榊原がお前を拒否したことなんてあるか?」
「..実は梓もお前らみたいな付き合いが良かったのかも..」
「あーウジウジすんなよ、気色悪ぃ!いっつもイチャイチャしといて何言ってんだよ。思い出してみろよ。」
田所の言葉に普段の梓を思い出す。
腕を絡めてくる梓、人前で恥ずかしげもなく抱きついてくる梓..
(確かに..あれで田所たちみたいな付き合いを求めているはずが...)
「はぁ....梓のことになると冷静になれないんだよな。」
「バカ、知ってるよ。榊原だって知ってる。それでもお前と一緒にいるだろ?」
「....」
「とりあえず、お前、仲直りしろ。」
「....いやだ。」
「....頑固か。」
「何とでも言え。もう出る。」
本当は謝りたいけど、謝れない。
いつもなら梓から切り出してくれるから、余計に意固地になってしまっていたー