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百合の華は永遠に
第4章 私と彼の8日間~新たな敵~
里と二人の部屋に入ると、既に布団が敷いてあった。
「わあ~!本当に修学旅行みたい!懐かしい!」
さっき泣きそうだったのも忘れて、私は布団に飛び込んだ。
「梓もガキだなぁ!」
偉そうにいいながら、里もニヤニヤしながら飛び込んでくる。
二人でじゃれながら布団で暴れていると、いきなり扉が開いた。
(だ、誰!?)
「さ、里!鍵しめてないの!?」
「わ、忘れてた!」
二人でビクビクしながら扉の方をみると...
「ま、松田かよ....!」
入ってきたのはマサキ君だった。