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百合の華は永遠に
第4章 私と彼の8日間~新たな敵~

マサキ君が仁王立ちで私たちを見下ろしている。

その腕には何か大きなハコみたいなのを抱えていた。

「松田、どうした?なんだ?」

里が戸惑いながら立ち上がると、ズイッと歩いてきて里と向かい合った。

「北村さんは田所んとこ行って。」

「は!?」

里が目を点にして首を傾げた。
マサキ君がイライラしたように、もう一度言った。

「田所のとこで寝てってこと。」

「な、なんで....」
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