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百合の華は永遠に
第4章 私と彼の8日間~新たな敵~
「マサキくん…」

涙ににじんだマサキ君が微笑んでいる。
そして私の頭を撫でるとチュッとキスして顔を離した。

「ちゃんと入ったね、梓。」

「ね、ねえ外して…」

(こんなの動かされたら本当に壊れちゃう!)

「大丈夫。破れたりしないよ。」

「け、けどっ!!」

「威力はすごいと思うけど。試してみよっか。」

「えっ…あああああ!!」

マサキ君がにやりとしてボタンに指を掛けた。
その瞬間、中でゆっくりと動き出すバイブ。

ウィンウィン…

「ひやああああ!やだっああっ!!」

静かな機械音が聞こえてくる。

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