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百合の華は永遠に
第4章 私と彼の8日間~新たな敵~

マサキ君は深く息を吐いてから私を見た。

「…梓…」

「?」

中に入ったままのマサキ君がドクドクいってる。
私の中ももう限界で、でもぐっと耐えてマサキ君を見つめ返した。

そして少しためらってから、ギュッと抱きしめられ耳元でマサキ君がささやいた。

「……ごめんね。」

「…」

顔を離したマサキ君は真っ赤だった。
胸がドキドキする。

「マサキ君…可愛い…」

私が思わずつぶやくと、意地悪く笑ってグンッと突き上げた。

「あああっ!!」
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