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第5章 元ヤンだって、初体験

暗い部屋の中でミナトの目がキラキラ光って見える。

その目を細めて笑うと、私の方に手を伸ばしてきた。
そして頭を撫でると目を閉じた。

「おやすみ。」

「お、おやすみ…」

(なんで平然と寝られるんだコイツは⁈緊張しないのか⁉︎)

あっという間にスースー寝息を立て出したミナトをみていると余計に目が冴えてくる。

「み、ミナト…寝たのか？」

「スー…」