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百合の華は永遠に
第5章 元ヤンだって、初体験
ぎゅううっと抱きしめられ、ミナトの動きが止まる。
そして、ゆっくりと身体を離すと、次第に圧迫感が消えていった。
「…出た…のか?」
ずるりと抜けていったソレを処理するミナト。
寝転んだままたずねると、照れくさそうにこちらを見て浴衣を羽織ってティッシュを取りに行った。
戻ってきて、私の股に手を伸ばす。
ズキズキして抵抗する気力もなくなされるがままだった。
右手に持ったティッシュで優しく拭いてくれる。
拭き終えたティッシュには少しだけ血がついていた。
ゴミ箱に捨て、裸の私の隣に寝転ぶとゆっくり引き寄せられた。
頭を撫でられ目を閉じると、そのまま寝てしまいそうだ。
それに気づいたのか、ミナトはクスっと笑うと頬にキスをして言った。
「眠たい?」
「ん…」
重たいまぶたを押し上げ頷くと、またより一層強く抱きしめられる。
「寝ていいよ。」
「ミナト…」
「里、今度は二人で旅行行こうな。」
「うん。」
「…お休み。」
「おや…すみ…」
次第に眠気に引き込まれて、私はそのまま眠りについた。
「…里、愛してる。」
「…わたし…もだ…」
大好きな人に抱きしめられて眠るって、ほんとに、幸せなんだと実感したーー
そして、ゆっくりと身体を離すと、次第に圧迫感が消えていった。
「…出た…のか?」
ずるりと抜けていったソレを処理するミナト。
寝転んだままたずねると、照れくさそうにこちらを見て浴衣を羽織ってティッシュを取りに行った。
戻ってきて、私の股に手を伸ばす。
ズキズキして抵抗する気力もなくなされるがままだった。
右手に持ったティッシュで優しく拭いてくれる。
拭き終えたティッシュには少しだけ血がついていた。
ゴミ箱に捨て、裸の私の隣に寝転ぶとゆっくり引き寄せられた。
頭を撫でられ目を閉じると、そのまま寝てしまいそうだ。
それに気づいたのか、ミナトはクスっと笑うと頬にキスをして言った。
「眠たい?」
「ん…」
重たいまぶたを押し上げ頷くと、またより一層強く抱きしめられる。
「寝ていいよ。」
「ミナト…」
「里、今度は二人で旅行行こうな。」
「うん。」
「…お休み。」
「おや…すみ…」
次第に眠気に引き込まれて、私はそのまま眠りについた。
「…里、愛してる。」
「…わたし…もだ…」
大好きな人に抱きしめられて眠るって、ほんとに、幸せなんだと実感したーー