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百合の華は永遠に
第2章 元ヤンだって恋をする
『わ、私は北村ー』
『ああっ!もう4時になっちゃう!!ねぇ話ながら行こ!』
『はっ!?』
そういうと榊原梓は私の腕をグイッと引き上げて立たせると走り出した。
『おっおい!』
『お願い!店員さん変わっちゃううぅ!!』
ワケがわからないまま後ろを追いかけると、近くの本屋に飛び込んだ。
『はあっ..はあっ..おい..何を..』
目を輝かせて小説を手に取った榊原梓のそばに行き覗きこむ。
それは..
『な、なななななな!!』