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百合の華は永遠に
第2章 元ヤンだって恋をする

『きっと里と私ならワンツー占めれるよ!ね、入ろっ?』

ニコニコする榊原梓に、私は少し迷った挙げ句、首を縦にしていたー



昔を思い出し、顔がゆるむ。
あれから本当に梓は虎狐女の番長を引きついで、私も副の立場にいた。

喧嘩はしても、卑怯なことと低レベルなことをした時は梓が仲間でも許さなかった。
でも一度仲間の死に直面した梓は、自信を失って解散。
結局また次が出てきて、今は新しい虎狐女ができている。

梓は後輩からも仲間からも慕われていたから、みんな一緒に解散した今でも交流はある。

だからこうして梓のファンから連絡網が来ることがあるのだー

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