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百合の華は永遠に
第2章 元ヤンだって恋をする

「さっきね~ちょうど里の話してたんだよ~~」

「は?私の話?」

「うん!出会った時の!」

(まじか…ちょうど私も思い出してたとこだった!)

うれしくなってにやける。
隣でふふっと笑う梓の頭を撫でると猫みたいに擦り寄ってきた。

「かわいいな~ほんとお前…」

「ふふっ里のほうがかわいいよ?今日もちゃんとした服装してるね!」

「!!」

私は梓の頭から手を離して自分の服を見た。

「ね、里が最近ジャージ以外の服着てるのって、好きな人がいるから??」

「!?なっ、何言ってんだよ、普通だよ!私が普通の服着ちゃ悪ぃかよ!」

顔が熱い。
(まさか梓にこんなこと言われると思ってなかっ…)

私は目の前でニヤついている松田を見て瞬時に悟った。

「お前…なんか吹き込みやがったな!?」

「別に?梓が不思議がってるから、ちょっとヒントあげただけだよ?」

「このやろっー」

「ねーえっ!里、誰が好きなの?私の知ってる人~?」

「なっ、何言って…いねえよ!好きな奴なんて…!」

「え~?でもマサキ君て勘鋭いよ?私もすぐバレちゃうもん。」


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