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百合の華は永遠に
第4章 私と彼の8日間~新たな敵~

お久しぶりです。榊原梓、大学生です!
覚えてますか?
大学での事件から月日は経ち、マサキ君と付き合い始めて一年になりました!
そしてそして...


「こんにちは~大起くん!」

「あ~」

「ひゃわわわ!今日も可愛い~~!」

私は生まれたばかりのマサキ君の弟、大起君に只今メロメロです。

(睫毛長い~手も足も小さい~)

「マサキ君ママ、私に大起君下さい!」

「ふふっ..大起も梓ちゃんのこと大好きみたいだしね~考えてみるわ。」

「あははっ!でも本当にプニプニしてて..」

私は小さい身体を落とさないよう抱きしめながら、頬にチュッとキスした。

「きゃっきゃっ」

ニコッと笑う大起に、鼻血が出そうになる。

「ちょっとマサキ、顔怖いわよ。」

お母さんの声に顔をあげると、マサキ君が胡座をかいてこちらを睨んでいた。

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