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百合の華は永遠に
第4章 私と彼の8日間~新たな敵~
「…あずさ。ちょっと想像したでしょ。」
ため息をつくマサキ君の言葉にドキッとする。
「そ、そそそそんなことないよ!!」
「嘘バレバレ。悪いけど、梓は一生3P経験することないから。」
マサキ君の言葉の意味がわかってちょっとうれしくなる。
でもちょっと寂しかったり。
「官能小説の中だけで我慢しなさい。」
「!!な、何もいってないもん~~!」
「顔に書いてるよ、ちょっと興味あったのに、みたいな。」
「うっ…」
マサキ君には適わない。
けど、まあ良いや。
幸せだから!
家に戻りながら、私がマサキ君を探していたことを言うと、ああ、といってポケットから紙を取り出した。