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騎士団長は恋に溺れてはいけない──それでも君を抱きしめた夜
第1章 この想いは、ただの憧れ
「……っく」

入り口からすぐに感じる濡れた熱。

中は驚くほどに絡みつき、俺の一物を咥えこみながら、まるで意志を持つかのように締めつけてくる。

ゆっくりと動くたびに、アリアの吐息が、胸元にかかる。

「あぁ……気持ちいい……リュカ……もっと」

その声が耳に触れた瞬間、思わず腰を打ちつけた。

ぬち、という水音が、静かな寝室に響く。

何度も、何度も、深く──

アリアの体を抱きしめながら、俺は思っていた。

愛おしい。

間違いなく、俺の初めての女だった。

この身分差を超えて、ただ一人の女として見た、唯一の存在だった。

だが──

この熱の中で、どうしてだろう。

今夜に限って、ほんの一瞬、あの剣を構える女の顔が浮かんだ。
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