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騎士団長は恋に溺れてはいけない──それでも君を抱きしめた夜
第1章 この想いは、ただの憧れ
震えていたのは、俺の手のひらも、同じだった。

(弟子だ。俺は団長だ)

自らにそう言い聞かせながら、胸の奥に疼いた何かが、剣ではどうにも斬り捨てられそうにないと悟っていた。

そして俺には、アリアという恋人がいた。

この国の第3皇女。聡明で、誰より誇り高く、誰にも媚びない。
だが──

「アリア。」

俺がその名を呼ぶときだけ、彼女は女の表情を見せる。

寝台の上、すでに絹のドレスは肩から滑り落ちていた。

白磁のような肌が、月明かりに照らされる。

その目が俺を見据え、囁くように誘う。

「リュカ……来て……」

その声に、逆らえたことは一度もなかった。

ただ、手を伸ばせばそこにある温もり。

熱に包まれたいのは、彼女のほうかもしれないのに──

アリアの腰を抱き、脚を開いた体にそっと入り込む。
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