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柔肌に泥濘んで、僕は裏返る
第17章 背徳のドライブ
布越しに、ナツの硬くなった蕾を探るように小さく、つん、と指先で弾く。

「あんっ……手癖の悪いブラジャーね。」

正解と言わんばかりに艶やかな声が漏れ、ナツの腰がシートに押し付けられるように揺れた。

飽きない重さと柔らかさを堪能しつつ、ナツの乳肉をひたすら不規則なリズムで揉む。

ナツの呼吸はゆっくりと深くなり、その度に胸が膨らむように持ち上がる。

「……んっ。」

安らぎと熱が混ざったような吐息が、ナツの唇から漏れていく。

やがて車は、再び赤信号で静かに減速した。

止まる寸前、ナツのまぶたは重たく落ちる。

嬉しいのか、苦しいのか、曖昧な表情で顔を寄せ、裕樹と唇を重ねる。

舌を絡ませながら、裕樹のボトムのジッパーをゆっくりと下ろした。

裕樹も吐く息に熱がこもり、シートに更に深く身体が押し付けられるように沈んだ。

ナツは布越しに肉棒の形を指先でなぞり、確かめる。

「ここ、すごく硬くなってる。」

青信号に変わる前に、ナツは視線を正面に戻した。

ことなげな横顔。

それなのに、ナツの左手がやけに熱い。

ボクサーブリーフの隙間から、空気に触れた瞬間──

足元がふっと抜けるような感覚と羞恥が、身体の芯を冷やす。

カウパーが滲んだ肉棒を、気にも留めずナツは左手で包み込んだ。

「……あ…ナツ……。」

柔らかく手首を使った動きは、宝物を扱うように繊細で──

裕樹の喉から、堪えきれない吐息が溢れた。

信号が青に変わって、車が動き出しても、裕樹はそのまま、優しく包まれたままだった。

「なんか…右手でハンドル、左手でレバーってさ……マニュアル車を運転してるみたいだね……。」

ナツの右手は車体を揺らさないよう、僅かに力を込めて添えられていた。

その傍ら、左手だけがいたずらを覚えた猫のように、気まぐれに、しかし狙いを外さず動き続けている。

「あはは、確かに。でもこのレバー、なんか硬くて濡れてるんだけど…?」

ナツは一瞬だけ、横目で裕樹の様子を確かめる。
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