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柔肌に泥濘んで、僕は裏返る
第3章 夜に宿る浸潤
「来週から、プールの補習受けなくちゃいけないから、我慢できる?」

ニットベストを着て帰り支度を整えている葵から突然お預けを告げられる。

「じゃ、授業中にめっちゃ見るね。」

「ダメ。」

裕樹の提案は即却下される。

「じゃあ水着見せて。」

「やだ。」

埃を払うかのように裕樹の提案を機械的に悉く葵は却下する。

「じゃ、またね」

こちらを一瞥することもせず、氷の女王はいつもの教室を後にする。

こんなことってありえない、と大きく息を吐いて裕樹は項垂れた。

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