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柔肌に泥濘んで、僕は裏返る
第18章 泥濘の揺籠
気持ち良くなってくれたはず──
その自信があるのに、伏せたまま反応の薄いナツの姿を見ていると妙な不安が押し寄せる。
答え合わせをするように伏せた身体の隙間に手を差し込むと、ナツは想像していたよりも容易く仰向けに寝転んだ。
スカーフで視界は遮られたまま、口元は僅かに空いている。
ゆっくりと腕が伸びて、自らを縛り付けていた枷を解放するようにスカーフを人差し指でずらす。
その瞳は潤んでいるというよりも、雨に打たれた石のように光沢を放っていた。
悲しみとも感動とも似つかない、その表情の正体を探るようにナツを見つめた。
「あぁ……裕樹って……」
僅かに下がるナツの眉に、裕樹の胸はざわついた。
困らせてしまったのか。
呆れてしまったのか。
「え……?」
思わず首を傾げると、ナツは口角が上がり、裕樹を迎え入れるように両手を広げた。
「こんな可愛い顔して狼なんだから……」
ナツの柔らかい乳肉が揺れて、裕樹はその抱擁に応えた。
裕樹は自分自身がその柔らかさにつくづく逆らえないと悟り、その想いが口をついて出た。
「……ありがとう。」
ナツの反応に安堵したせいか、行為の後の気怠さのせいか。
身体から力は抜け、そのまま受け止めてしまうナツの柔らかさに、思わず蕩けそうになった。
(これ、男をダメにするソファだ……。)
その自信があるのに、伏せたまま反応の薄いナツの姿を見ていると妙な不安が押し寄せる。
答え合わせをするように伏せた身体の隙間に手を差し込むと、ナツは想像していたよりも容易く仰向けに寝転んだ。
スカーフで視界は遮られたまま、口元は僅かに空いている。
ゆっくりと腕が伸びて、自らを縛り付けていた枷を解放するようにスカーフを人差し指でずらす。
その瞳は潤んでいるというよりも、雨に打たれた石のように光沢を放っていた。
悲しみとも感動とも似つかない、その表情の正体を探るようにナツを見つめた。
「あぁ……裕樹って……」
僅かに下がるナツの眉に、裕樹の胸はざわついた。
困らせてしまったのか。
呆れてしまったのか。
「え……?」
思わず首を傾げると、ナツは口角が上がり、裕樹を迎え入れるように両手を広げた。
「こんな可愛い顔して狼なんだから……」
ナツの柔らかい乳肉が揺れて、裕樹はその抱擁に応えた。
裕樹は自分自身がその柔らかさにつくづく逆らえないと悟り、その想いが口をついて出た。
「……ありがとう。」
ナツの反応に安堵したせいか、行為の後の気怠さのせいか。
身体から力は抜け、そのまま受け止めてしまうナツの柔らかさに、思わず蕩けそうになった。
(これ、男をダメにするソファだ……。)

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