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柔肌に泥濘んで、僕は裏返る
第3章 夜に宿る浸潤
翌日。昨日とほぼ変わらない時間にスマートフォンの通知音が鳴る。

スマートフォンでゲームをしていた裕樹は、メッセージを開くと待っていた葵からのメッセージだった。

葵:「今日も疲れた〜」

裕樹:「お疲れ様。肩でも揉んであげようか?」

葵:「揉んで欲しい〜。でも肩以外も触られそうで嫌だな」

怪しい、という表情の絵文字が付いていた。

裕樹:「おっぱい触ったら怒る?」

葵:「楽しみの放課後の時間はおしまいだね」

裕樹:「雰囲気によってはそういう流れになったりするんじゃない?」

葵:「え〜?笑 どういう流れ?」

裕樹はスマートフォンから手を離してふと、最近見たビデオの内容を思い浮かべる。

裕樹:「俺がマッサージ師で葵ちゃんがお客さんとか笑 お客様、だいぶ凝ってますね〜って。で、ちょっとずつおっぱいとか触られても、これは治療なんで!って徐々にエスカレートしていくみたいな?」

葵:「なにそれ笑 そういうビデオ見過ぎでしょ笑」

妄想を語り過ぎた、と思いきや思わぬところで葵の綻びを見つける。

この展開がアダルトビデオの内容に似ていると気付いているということは、葵も見ているのでは?と裕樹は気付く。

裕樹:「前にさ、おっぱいの大きい女の人のこと見ちゃうって言ってたけどさ。もしかしてAVとかも見たりするの?」

裕樹のそのメッセージは既読の文字がすぐついたが、返事は来ない。

(地雷踏んじゃったかな?)

いつもだったら早く流れる時間も、葵の返事がこないとスローモーションのように感じられた。
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