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柔肌に泥濘んで、僕は裏返る
第5章 滲む境界

葵のブラジャーに夢中になっていると、置いてけぼりにされていた本人が再び横になって視線がぶつかって、裕樹は我に帰った。
「ブラジャーの匂いを嗅いでるなんて本当に変態なんだね。」
少し冷ややかな目線を送られたが、そこに嫌悪感はなさそうに見える。
「葵ちゃんのブラジャー、可愛いデザインだし、いい匂いがする。こういうのつけてるってなんかエロい…」
「私のブラジャー、大好きすぎない?おっぱいとどっちが好きなのかな?」
葵は少し不満そうに言って、ニットベストとワイシャツの下は何もつけていない胸元を、裕樹の顔の前に突き出すようにした。
ブラジャーのないニットベストはいつもよりも大きく膨らんでいるように見えた。
「葵ちゃんのおっぱいが1番好きだ…」
左胸が右胸の重さに押しつぶされているのか、右胸の方が大きく前方に溢れているように見えた。
ワイシャツ1枚だけなら、乳首の色や位置、乳輪の大きさや色も透けて簡単に判明するのだろうが、ニットベストがギリギリでそれらをカモフラージュしている。
ニットベスト越しに見ているのは。乳首の突起なのか服の皺なのか、その曖昧さが妄想をより掻き立てていく。
「葵ちゃんがノーブラ…しかもこんな近くにおっぱいが…」
興奮のあまり、脳が発する言葉を選ぶことを放棄しているかのようだった。
「いつも見てるだけだけど、触りたいとか思わないの?」
「ブラジャーの匂いを嗅いでるなんて本当に変態なんだね。」
少し冷ややかな目線を送られたが、そこに嫌悪感はなさそうに見える。
「葵ちゃんのブラジャー、可愛いデザインだし、いい匂いがする。こういうのつけてるってなんかエロい…」
「私のブラジャー、大好きすぎない?おっぱいとどっちが好きなのかな?」
葵は少し不満そうに言って、ニットベストとワイシャツの下は何もつけていない胸元を、裕樹の顔の前に突き出すようにした。
ブラジャーのないニットベストはいつもよりも大きく膨らんでいるように見えた。
「葵ちゃんのおっぱいが1番好きだ…」
左胸が右胸の重さに押しつぶされているのか、右胸の方が大きく前方に溢れているように見えた。
ワイシャツ1枚だけなら、乳首の色や位置、乳輪の大きさや色も透けて簡単に判明するのだろうが、ニットベストがギリギリでそれらをカモフラージュしている。
ニットベスト越しに見ているのは。乳首の突起なのか服の皺なのか、その曖昧さが妄想をより掻き立てていく。
「葵ちゃんがノーブラ…しかもこんな近くにおっぱいが…」
興奮のあまり、脳が発する言葉を選ぶことを放棄しているかのようだった。
「いつも見てるだけだけど、触りたいとか思わないの?」

