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柔肌に泥濘んで、僕は裏返る
第7章 可惜夜に焦がれ墜つ【序】

肩の上部から鎖骨の周辺にかけて、筋肉が硬く盛り上がっていた。
まるで、何か重りを支えているように、筋肉は張りつめていた。
裕樹は指先にじんわりと力を込め、鎖骨から肩へと筋肉をなぞるように揉みほぐしていく。
裕樹がその部分を揉むと、葵の体が僅かに震えた。
「ここが特に凝ってる。疲れてるんだね。」
揉まれるたびに、葵の肩がわずかにすくみ、首が自然と左へ傾いていく。
喉の奥から、小さな「ん…」という声が漏れた。
太腿に置かれた手が、ぎゅっと握られる。
その反応が、背中越しに静かに伝わって、部屋の空気がふと柔らかくなった気がした。
最初は硬くこわばっていた背中が、次第に柔らかくなっていく。
「…気持ちいい」
ぽつりと漏れたその言葉に、裕樹の手が止まりかける。
少しだけ指先に力を込め直しながら、静かに問いかけた。
「いつも、こんなふうに凝ってるの?」
葵は少しだけ首を傾けたまま、答える。
「うん…おっぱい重たくて」
その言葉には、疲れだけじゃない何かが滲んでいた。
「俺がずっと支えてあげられたらいいのに。」
裕樹はそう呟くと、鎖骨の下に指先を滑らせた。
なぞるように下へと動かしながら、その柔らかな曲線に触れる。
突き出すように主張する、その膨らみをそっと下から支えるように手を添えた。
まるで、何か重りを支えているように、筋肉は張りつめていた。
裕樹は指先にじんわりと力を込め、鎖骨から肩へと筋肉をなぞるように揉みほぐしていく。
裕樹がその部分を揉むと、葵の体が僅かに震えた。
「ここが特に凝ってる。疲れてるんだね。」
揉まれるたびに、葵の肩がわずかにすくみ、首が自然と左へ傾いていく。
喉の奥から、小さな「ん…」という声が漏れた。
太腿に置かれた手が、ぎゅっと握られる。
その反応が、背中越しに静かに伝わって、部屋の空気がふと柔らかくなった気がした。
最初は硬くこわばっていた背中が、次第に柔らかくなっていく。
「…気持ちいい」
ぽつりと漏れたその言葉に、裕樹の手が止まりかける。
少しだけ指先に力を込め直しながら、静かに問いかけた。
「いつも、こんなふうに凝ってるの?」
葵は少しだけ首を傾けたまま、答える。
「うん…おっぱい重たくて」
その言葉には、疲れだけじゃない何かが滲んでいた。
「俺がずっと支えてあげられたらいいのに。」
裕樹はそう呟くと、鎖骨の下に指先を滑らせた。
なぞるように下へと動かしながら、その柔らかな曲線に触れる。
突き出すように主張する、その膨らみをそっと下から支えるように手を添えた。

