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柔肌に泥濘んで、僕は裏返る
第2章 肉体観察
「放課後に見る時間を作るって、どういうこと…?」

(まさか脱いでくれるってことなのか?)

予想しなかった提案を出されて嬉しさと困惑が入り混じっている裕樹。

「放課後にここの部屋とか、別の部屋とかで私座ってるところをジロジロ観察すれば良いんじゃない?」

裕樹は不機嫌な表情の葵と、大きく膨らんだニットベストを交互に見る。

「服は…脱がないよね?」

「はぁ…当たり前でしょ。」

どうやら隣の席で授業中に見るのを止める代わりに、放課後であれば本人公認の元、いくらでも見て良いということだった。

さて、話は終わったと納得したような表情で葵は立ち去ろうとする。

裕樹の表情がえ、今日は?というような顔していたのに耐えかねたのか口を開く。

「今日は散々授業中に見てたでしょ。だから明日から。バイバイムッツリ兎谷くん。」

裕樹の方を見ずに手を振り、葵は部屋を後にした。
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