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痴女のめざめ・プライベート・ファイルズ
第3章 義弟・久彦との初エッチ
会話はZoomがミュートになっているので、姑には聞こえません。

「ま、隠れて兄貴の嫁さんに手を出す方が燃えるんだが、これは、どうも萎えるぜ」

と、苦笑する義弟。

「でも、そんなことを思ったことはないでしょ?」

私は、結婚してから、あのアパートに引っ越してきて、この家にも出入りしていたし、当然、義弟とも週に数度は顔を合わせていたけど、義弟の方から私に話しかけることはなかった。挨拶をしても、不愛想に「ちーす」とか返すだけで、顔を向けることもなかった。

「そんなことないですよ」

と、私の様子を窺う義弟。

「挨拶しても、こっちに顔も向けなかったのに」

私が話すと、

「あ、あれは。違うんですよ。義姉さんを見ると、ムラムラしてしまうんで、見ないようにしていただけで」

と、頬を染める義弟。意外に純?

「そんな風には思えなかったけど」

私が話すと、

「そうですか。兄弟だからか、好みが似ているんだと思いますよ」

と、笑う義弟。

「そんなところも似るの?」

と、聞きながら、夫が弟と変態というかそういうところも似ているとか、高校生のコスプレというか、セーラー服や体操服、ブルマ、競泳水着とかが好きというのも同じだというようなことを言っていたことを思い出しました。

「だと思いますよ。義姉さんを見ていると、『兄貴、上手くやりやがったな』って思って、クソって思いますし、兄貴のいないところで、押し倒してやっちまうか?とか、ヤバい思考になるんで、極力、顔を見ないようにしていました。だから、今、マジで燃えそうなんですけど、ただ、ババアが見ていると思うと」

と、義弟がため息を吐きました。それは、私も一緒。

「そうね。誰かに見られるって恥ずかしいわ」

私がそう言うと、

「そうだよ。しかも、それがババアだから、余計に」

と、義弟は嘆きました。それはわかる。私ももう少しで、父に見られるところだっただけに他人事ではなかったのですから、

「そうね。つらいわね」

と、答えました。

「な。義姉さん。さっさと終わらせて、安全宣言してから、二人でゆっくりやろうぜ。だから、とりあえず、今は、一応、形式的に、一度、しましたって体裁を取って」

と、義弟が提案しました。確かに、その方が、私も楽。見られながらなんてできる訳がないというのは同じ気持ちでしたから。
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