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痴女のめざめ・プライベート・ファイルズ
第2章 家族会議
「稀莉子さんは、久彦でも、いいのかい?」

舅が聞きました。夫と性格が違う義弟。一抹の不安はありました。何より、性的に強そうな感じ。精子なんていくらでも製造とか、夫なら絶対に言わないセリフ。

「いくらなんでも、旦那が種無しだからって、『代わりに弟と』って言われても困るよな」

私が返事をしないので、代弁するように義弟が話して、

「親父も、無茶が過ぎるって、俺は、女っ気ゼロの飢えた狼だからさ、『代わりに』って言われたら喜んでするけどさ。義姉さんは、そういうわけにはいかないだろうぜ。だいたい、兄貴が悪いんだぜ。マジで種無しかよ?ちゃんと調べたのかよ?」

と、隣に座っている夫に確認する義弟。

「そうだよ。精子はあるが、ピクリとも動かないんだ」

と、情けない声で話した夫。

「なるほどな。といっても、俺もその可能性があるかもな。なんと言っても兄弟だからな」

と、苦笑いする義弟。少し間があって、

「俺も検査を受けるよ。義姉さんと、することしておいて、できないから調べたら、弟も種無しでしたってオチはダメだろ」

と、真剣に話す義弟。それも、そうだけど、飢えた狼とか言いながら、冷静な義弟に、私は感心したわ。

そこに、義弟が来てからずっと黙っていた姑が、

「というけどね。検査って高いんだよ。できないなら検査で確認というのもいいけど、端から検査というのはねぇ」

と、溜息交じりに話しました。

「だとしても、義姉さんもできにくいという話なら、どっちが問題でできないかのかもわからないし、俺に種があることがわかったうえで、っていうのが筋じゃないのか?」

と、義弟がそれに応えていました。なんとなく、義弟は、飢えた狼と言いながら、どこか、私との子作りに消極的なように私は感じました。

「っていうか、兄貴の精子が動かないのは、運動不足が原因なんじゃないの?引きこもりで運動もしないから、精子も引きこもっているだけじゃないか?義姉さんと、ちゃんと子作りを頑張って続けていれば、そのうち兄貴の精子も動き始めるんじゃないの?」

と、義弟は夫に話していました。

「そういう問題ではないの。動き弱いとかなら、運動して、食事をしっかりとってとか、改善していけるけど、動かないのだから、精子が生きていないということ」

と、義弟に説明したのは姑。
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