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欲求不満人妻・淫らに犯されて快楽堕ち。オリザ32歳の痴戯痴態
第1章 痴漢されて
「十分に守っていただいて、おかげさまで、痴漢に遭わずに済みました」

と、オリザは返しました。

「痴漢には遭わなかったかもしれませんが、僕が、あなたに密着してしまいました」

齋藤は反省しきり。そこに、他のSNSの同じコミュニティのメンバーの「しんちゃん」からもメッセージが。

「今日、織姫(オリザのHN)さん、例の車両に乗っていませんでしたか。◆両目。大きな大学生くらいの男性にくっつかれて、もしかしたら、痴漢されているんじゃないかと心配していました。なんとか、たどり着こうとしましたが、その前に降りられましたが」

オリザと齋藤が一緒のところを目撃した「しんちゃん」からの目撃情報でした。

オリザが不用意に『×時××分の▶▶駅の◇◇方面行き』と設定してしまい、実際に、その電車に乗ったことが問題でした。

オリザが書き込んだ『×時××分の▶▶駅の◇◇方面行き』という情報に、コミュニティに集まっているメンバーが反応し、沿線を含め、それ以外でも近いメンバーがその電車を▶▶駅の◇◇方面行きのホームで待つという状況が発生していたのです。

一向に現れないオリザ。コミュニティのメンバーのメッセージでは、「ガセネタじゃないか」とか、「トップ画がウソじゃないのか」「ネカマじゃないか」など、やり取りされていて、残ったのは、実際に、▶▶駅の3つ先の駅が最寄り駅で、いつもの電車より1本早くするだけで▶▶駅の×時××分に発車する電車に乗ることができる男性だけだったのです。

その男性が、▶▶駅から3つ先の駅から乗り込んだところ、SNSのトップ画と同じ顔を見つけたというのが実相でした。

齋藤はプロフィールは書いていましたが、トップ画はミニクーパーの写真にしているので、コミュニティのメンバーも顔を知らなかったので、今回のようなメッセージになったのでした。

オリザが、

「大丈夫です。その方はコミュニティのメンバーの方でガードしてくださっていたのです」

と、説明し、痴漢の被害はなかったことを伝えたのですが、これがメンバーに衝撃を与えたのでした。コミュニティのメンバーの誰かが、織姫(織姫のHN)さんと一緒に、ガードと称して電車内で密着していたというのですから、当然と言えば、当然でした。
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