この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
裏切りの騎士は、愛で私を救う
第1章 塔の上

カイルは私を抱きしめたまま、身を覆い隠すようにし、敵王ヴァルドに裸の肌を見せないようにしてくれていた。
「……動きますよ」
そして、彼が動き始める。
ゆっくり、慎重に。
けれど、その一つひとつが私の奥に熱を残していく。
「ぁ……あぁ……っ」
痛みの中に、熱が混じってきた。
体の奥が、何かを受け止めようとしていた。
「カイル、もっと激しくしろよ!」
ヴァルドの嘲笑が飛んでくる。
「皇女が喜んでねぇじゃねぇか!」
その声に、カイルの動きが一瞬止まる。
そして、私の唇に優しくキスを落とした。
「……少しの間だけ、我慢してください」
その囁きのあと、カイルの動きが変わった。
まるで、怒りすら含んだような、強い律動。
「っ……あぁっ!」
「……動きますよ」
そして、彼が動き始める。
ゆっくり、慎重に。
けれど、その一つひとつが私の奥に熱を残していく。
「ぁ……あぁ……っ」
痛みの中に、熱が混じってきた。
体の奥が、何かを受け止めようとしていた。
「カイル、もっと激しくしろよ!」
ヴァルドの嘲笑が飛んでくる。
「皇女が喜んでねぇじゃねぇか!」
その声に、カイルの動きが一瞬止まる。
そして、私の唇に優しくキスを落とした。
「……少しの間だけ、我慢してください」
その囁きのあと、カイルの動きが変わった。
まるで、怒りすら含んだような、強い律動。
「っ……あぁっ!」

