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裏切りの騎士は、愛で私を救う
第1章 塔の上

私は、彼の胸に顔を埋め、囁いた。
「このまま……あなたのすべてを、私の中にちょうだい」
だが、カイルは苦悶のように首を振る。
「……だめだ……俺の子供を、孕むなんて……そんな未来を、あなたに背負わせたくない……!」
その声に、私は強く答えた。
「欲しいの……あなたの子供が。あなたの血を……愛を……この体に刻みたいの」
沈黙が落ちる。
カイルは一度、目を閉じた。
そして——そっと私を抱きしめ、優しく囁いた。
「……だったら、すべてを背負う。俺の人生ごと、すべてを君に捧げる」
そして——
彼の熱が、今度こそ私の奥へ、深く、あたたかく注がれた。
「カイル……ありがとう……私、今……本当に、あなたのものになれた……」
私は涙をこぼしながら、幸せの中に沈んだ。
「このまま……あなたのすべてを、私の中にちょうだい」
だが、カイルは苦悶のように首を振る。
「……だめだ……俺の子供を、孕むなんて……そんな未来を、あなたに背負わせたくない……!」
その声に、私は強く答えた。
「欲しいの……あなたの子供が。あなたの血を……愛を……この体に刻みたいの」
沈黙が落ちる。
カイルは一度、目を閉じた。
そして——そっと私を抱きしめ、優しく囁いた。
「……だったら、すべてを背負う。俺の人生ごと、すべてを君に捧げる」
そして——
彼の熱が、今度こそ私の奥へ、深く、あたたかく注がれた。
「カイル……ありがとう……私、今……本当に、あなたのものになれた……」
私は涙をこぼしながら、幸せの中に沈んだ。

