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僕の母さん
第3章 一度だけだからね

「あん…もう!こんなに出しちゃって…
お母さん、顔も胸もあんたの精液でべちょべちょよ」

出したいなら出せと言っておきながら、
出したら出したで文句を言われては理不尽だと達郎は思った。
それでも真弓は汚れた顔から口許に流れ落ちてくる精液の雫を、美味しそうにペロリと舌を出して舐め取った。

たちまち体の芯がジーンと熱くなる。
忘れ去られようとしていた男の味…
何度も快感を与えてくれた味…

口の中に広がる生臭くてちょっぴり塩辛い味が、
真弓を女として甦らせてくれるようだった。

「汚れちゃったからシャワーを浴びないと…」

射精を終えて放心状態の息子を前にして
この一発で終わってしまっていいの?と挑発するように
真弓は達郎の目の前でブラジャーを外す。

「これ、あんたに汚されたんだから責任を取って洗濯してちょうだい」

そう言って真弓はブラジャーを息子の達郎の顔に投げつけた。
自分の発した臭い香りもするが、カップの内側にはなんとも言えない甘い香りがまだ残っていた。

達郎は、その甘い香りをクンクンと嗅いだ。

『やぁねえ…生身のおっぱいがここにあるのに…』

ブラジャーの匂いを嗅いで、達郎の股間のモノが再び元気を取り戻し始めた。

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