この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
新人警察官の拘束体験研修
第5章 第三部 後編 水面(みなも)の波紋
***
拘束具担当の美帆は、また1人女性参加者が、道場から彩の部屋か、里奈の部屋に連行されるところを見守っていた。目の前には1人だけ残されていた。

美帆はうつ伏せになっている彼女に近付いた。優しく肩に手を触れ、「大丈夫…?」と声を掛けた。彼女が頷くと、美帆は彼女の上体を丁寧に起こしていた。

美帆は彼女の足を楽にさせようと、O脚矯正ベルトを1本ずつ、ゆっくりとマジックテープを剝がしていった。彼女は体をしばらく横にしており、体の側面の筋肉がひどく張っている気がしていた。そして彼女の両脚を畳の上で伸ばすように促した。

美帆は「内緒ね…」と彼女に言い、畳の上に腰を落とした。すぐに彼女の診断カルテを抜き取った。けして本人に見られないよう、素早く運動着のポケットにしまった。まず彼女の目隠しを外し、口元の粘着テープをそろそろと剥がした。その流れで口の中から白い布を取り出した。

「もう私だけですか…?」と彼女は美帆に聞いた。
講師は「うん…」と答えた。

美帆は一瞬悩んだが、彼女の手首にかかっていたレザーリボンを外していく。彼女のカルテメモを確認したいと思ったが、すぐに思いとどまった。なぜなら彼女にかけたレザーリボンが全く緩んでいなかった。
/81ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ