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妻女王様さくら
第1章 キャバクラごっこ
さくらは寝室に達郎を呼び寄せた。
ランプの淡い光の中、艶やかな笑みではなく、少しだけ素の顔で口を開いた。
さくら「さっきの話、本当にお願いね。遥香を——真のS女にしたいの」
その声には、女王としての命令ではなく、戦略を共に担う同志への信頼が滲んでいた。
達郎「分かった。頑張るよ」
さくら「ただ…いきなりプレーを教えるんじゃないの。少しずつ“支配する喜び”を目覚めさせたいのよ」
達郎「分かった。…それなら、やり方は考える」
さくら「土曜日までには形にして、できれば羽田にぶつけたい」
達郎「だから泊まり込みなんだな。…今日もまだこれからやるよ」
さくら「達郎、本当にありがとう。頼りになるわ」
達郎「あの…お願いが…」
さくら「分かってるわ。成功報酬もそうだし…今日も最大限のご褒美をあげる」
女王の表情に戻り、ゆっくりと命じる。
さくら「ほら、達郎。仰向けになりなさい」
達郎「はぁい、さくら女王様…なんでもいうこと聞きましゅ…」
その瞬間、達郎のスイッチが入った。全身の感覚が支配欲と服従欲の間で痺れる。
さくらはその夜、サービス精神を惜しまなかった。
ハイヒールで胸元を踏み、唾を垂らし、その全身から迸る美しさを惜しげもなく見せつける。
達郎「さくら女王様…これからも…奴隷を…たくさんいじめてください…」
さくら「いい子にしてたらね」
その艶めかしい笑みは、次の土曜日の勝利を既に確信しているかのようだった。
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