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女園のシキタリ
第1章 悪夢の規律

 学校の送迎バスに揺られ、私達は駅から小1時間程離れた場所にある
看護学部の学生寮を目指していた…

バスの中で顔を合わせた男4人が今年の看護科の新入生であり、
学生寮での共同生活をすることになる…

年の近い男同士、狭い車内で1時間も一緒にいれば、
お互い挨拶を交わし、自然と会話も盛り上がることになるだろう…

聞けば、4人とも医者になることを夢見ていたが、
皆、私と同じく、一浪、二浪してしまい、看護師の道を選ばざるを得なかったらしい…

 「…でも、やっぱ看護科って、ほとんどが女の子だし、
可愛い子がかなり多いんじゃねぇ?」

 「そうだよなぁ…っていうか、
今日から寮で女の子と一緒に生活することになるって考えたら…ちょっとヤバいよなぁ?」

 「もしかして…俺らみたいな男でも、モテモテになれんじゃねぇ?」

私達は明らかに浮かれていた…

高校から数年間、勉強漬けの毎日で、彼女などは愚か、
女にうつつを抜かしている暇など全くなかったのである…

会話が色恋事になり、エロい妄想をしてしまうのも至極当然のことだろう…

長く辛い受験戦争から解放された男達は、互いの傷を舐め合いながら、
これから始まろうとする女子とのパラダイスを想い描き、夢と股間を膨らませていた…

男達が絆を深め、心を弾ませる中、バスが学生寮の前に到着すると、
まるで、待っていましたとばかりに、白Tシャツと紺色のジャージに身を包んだ
4人の女生徒が出迎えてくれている…

 「よく来てくれたわね…新入生の男子として、今年入寮するのは、
貴男達4人で間違いないかしら?」

想像上回るその女子4人の可愛らしいルックスと素晴らしいスタイルに、
男達は顔を見合わせ、ドギマギしてしまう…

 「…は、はい…そうです…宜しくお願いします」

中でも声を掛けてくれた切れ長の目の女性は、ズバ抜けて美人だった…

 「私は今年の新入生の指導係を任されることになった二年の『早乙女 奈央』よ…
とりあえず、貴方達が入ることになる部屋に案内してあげるから、ついてきてくれる?」

指導係というだけあって、厳しい女性を連想させられたが、
逆に、恐ろしいまでの優しい口調とにこやかな笑顔である…

その奈央と名乗った二年生のリーダーらしきトップモデルのような女性を先頭に、
私達は女の花園とも言える寮内へと足を踏み入れたのだった…
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