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庶務OLさゆり女王様~秘蜜の支配~
第1章 発見

「……サユミ女王様……」
達郎は床に膝をつき、まるで祈りを捧げるかのように顔を上げた。
その瞳には、もはや上司としての威厳も男としての自負もない。
ただひとりの女王を求める、熱に浮かされた奴隷の眼差しがあるだけだった。
さゆりは思わず胸を押さえた。
これが現実だなんて――まだ信じられない。
あの厳しい部長が、自分に跪き、腋やヒールに口づけをして、唾を求めるなんて。
「……ねえ、達郎さん……本当に、これでいいんですか……?」
声は震え、まだ恥じらいが混じっている。
だが問いかければ問いかけるほど、達郎の目は狂おしいほどに潤んでいく。
「いいんです……これしかないんです……」
達郎は顔を伏せ、ヒールを両手で包み込むようにして囁く。
「会社で怒るのは役割です。でも本当の僕は……サユミ女王様の奴隷でしかいられない……」
心臓が跳ねる。
女王様――その言葉が、耳から体の奥へと甘く響き渡った。
「……私が……あなたの本当の支配者……?」
唇に浮かぶ笑みは、もう隠せなかった。
羞恥と快感が入り混じり、頬が赤らんでいく。
達郎は地に額を擦りつけるようにして言った。
「……どうか……サユミ女王様……この哀れな奴隷を……一生お傍に置いてください……」
その必死さに、さゆりの中の何かが決定的に変わった。
ただの契約社員。
ただの叱られる存在。
その自分が、今――目の前の男を完全に跪かせている。
「……ふふ……ほんとに、どうしようもない人ですね」
さゆりはゆっくりと腰を下ろし、達郎の髪を指先で撫でる。
「でも……いいわ。あなたが望むなら……私はあなたのサユミ女王様でいてあげる」
達郎は嗚咽を漏らしながら「ありがとうございます……!」と声を震わせた。
その姿を見つめるさゆりの瞳に、もう迷いはなかった。
――私は女王様。
――この男を支配し、導く存在。
――もう後戻りなんて、できない。
「さあ……顔を上げなさい。あなたの女王様は、ここにいるわ」
その言葉と共に、さゆりは初めて“完全なサユミ女王様”として微笑んだ。
その瞬間、達郎は歓喜に打ち震え、完全に彼女の虜となった。
達郎は床に膝をつき、まるで祈りを捧げるかのように顔を上げた。
その瞳には、もはや上司としての威厳も男としての自負もない。
ただひとりの女王を求める、熱に浮かされた奴隷の眼差しがあるだけだった。
さゆりは思わず胸を押さえた。
これが現実だなんて――まだ信じられない。
あの厳しい部長が、自分に跪き、腋やヒールに口づけをして、唾を求めるなんて。
「……ねえ、達郎さん……本当に、これでいいんですか……?」
声は震え、まだ恥じらいが混じっている。
だが問いかければ問いかけるほど、達郎の目は狂おしいほどに潤んでいく。
「いいんです……これしかないんです……」
達郎は顔を伏せ、ヒールを両手で包み込むようにして囁く。
「会社で怒るのは役割です。でも本当の僕は……サユミ女王様の奴隷でしかいられない……」
心臓が跳ねる。
女王様――その言葉が、耳から体の奥へと甘く響き渡った。
「……私が……あなたの本当の支配者……?」
唇に浮かぶ笑みは、もう隠せなかった。
羞恥と快感が入り混じり、頬が赤らんでいく。
達郎は地に額を擦りつけるようにして言った。
「……どうか……サユミ女王様……この哀れな奴隷を……一生お傍に置いてください……」
その必死さに、さゆりの中の何かが決定的に変わった。
ただの契約社員。
ただの叱られる存在。
その自分が、今――目の前の男を完全に跪かせている。
「……ふふ……ほんとに、どうしようもない人ですね」
さゆりはゆっくりと腰を下ろし、達郎の髪を指先で撫でる。
「でも……いいわ。あなたが望むなら……私はあなたのサユミ女王様でいてあげる」
達郎は嗚咽を漏らしながら「ありがとうございます……!」と声を震わせた。
その姿を見つめるさゆりの瞳に、もう迷いはなかった。
――私は女王様。
――この男を支配し、導く存在。
――もう後戻りなんて、できない。
「さあ……顔を上げなさい。あなたの女王様は、ここにいるわ」
その言葉と共に、さゆりは初めて“完全なサユミ女王様”として微笑んだ。
その瞬間、達郎は歓喜に打ち震え、完全に彼女の虜となった。

