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庶務OLさゆり女王様~秘蜜の支配~
第1章 発見

「……サユミ女王様……もっと……もっとください……」
達郎はヒールに口づけを繰り返しながら、震える声で懇願した。
その姿に、さゆりの胸は熱く締めつけられる。
ほんの数時間前まで、彼は職場で自分を叱責する上司だった。
けれど今、彼は自ら望んで跪き、女王様と呼んでいる。
「……私……こんなこと……」
唇が震える。
自分はただの契約社員。職場では叱られる立場。
なのに――どうしてこんなにも達郎を支配する姿が、胸の奥に快感を灯してしまうのだろう。
「……サユミ女王様……」
達郎は彼女の腋へと視線を移し、恍惚と見つめる。
ノースリーブのドレスから覗く柔らかな腋。その生々しい光景に、彼は呼吸を荒げる。
「見ていいなんて、一言も言ってないでしょう……」
叱るように声を落とす。
しかしその瞬間、達郎は震えながらさらに頭を垂れた。
「……ごめんなさい……でも……見ずにはいられないんです……」
その必死さに、さゆりの心が大きく揺れた。
羞恥。
優越感。
そして、女王としての悦び。
「……ふふっ……ほんと、どうしようもないですね」
彼女はため息をつき、ゆっくりと腕を持ち上げる。
白い腋が、照明に照らされて妖艶に輝いた。
「……そんなに見たいなら……しっかり見なさい」
達郎の目が潤む。
「……ありがとうございます……サユミ女王様……」
声は掠れ、まるで神聖な儀式に臨む信徒のようだった。
さゆりの中で、何かが静かに確信へと変わっていく。
――私は、彼を支配する存在。
――彼は、私を求めて跪く存在。
羞恥はまだある。
けれどその奥底に、女王としての誇りが芽生え始めていた。
「……いいわ。その代わり、あなたも覚悟なさい。サユミ女王様の奴隷でいる以上、逃げられませんからね」
その声は、今までの彼女では考えられないほど、艶やかで威厳を帯びていた。
達郎はヒールに口づけを繰り返しながら、震える声で懇願した。
その姿に、さゆりの胸は熱く締めつけられる。
ほんの数時間前まで、彼は職場で自分を叱責する上司だった。
けれど今、彼は自ら望んで跪き、女王様と呼んでいる。
「……私……こんなこと……」
唇が震える。
自分はただの契約社員。職場では叱られる立場。
なのに――どうしてこんなにも達郎を支配する姿が、胸の奥に快感を灯してしまうのだろう。
「……サユミ女王様……」
達郎は彼女の腋へと視線を移し、恍惚と見つめる。
ノースリーブのドレスから覗く柔らかな腋。その生々しい光景に、彼は呼吸を荒げる。
「見ていいなんて、一言も言ってないでしょう……」
叱るように声を落とす。
しかしその瞬間、達郎は震えながらさらに頭を垂れた。
「……ごめんなさい……でも……見ずにはいられないんです……」
その必死さに、さゆりの心が大きく揺れた。
羞恥。
優越感。
そして、女王としての悦び。
「……ふふっ……ほんと、どうしようもないですね」
彼女はため息をつき、ゆっくりと腕を持ち上げる。
白い腋が、照明に照らされて妖艶に輝いた。
「……そんなに見たいなら……しっかり見なさい」
達郎の目が潤む。
「……ありがとうございます……サユミ女王様……」
声は掠れ、まるで神聖な儀式に臨む信徒のようだった。
さゆりの中で、何かが静かに確信へと変わっていく。
――私は、彼を支配する存在。
――彼は、私を求めて跪く存在。
羞恥はまだある。
けれどその奥底に、女王としての誇りが芽生え始めていた。
「……いいわ。その代わり、あなたも覚悟なさい。サユミ女王様の奴隷でいる以上、逃げられませんからね」
その声は、今までの彼女では考えられないほど、艶やかで威厳を帯びていた。

