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男友達と気持ちイイこと《短編》
第1章 男友達と気持ちイイこと♡

「…凛仔…」
今日この日まで、
何度も何度も呼ばれたはずの私の名前が…
愛の言葉を囁かれていると
勘違いしてしまいそうなくらい
熱っぽい声で。
「…好きだ…」
『ゃ…っ…、だ…め…っ…。…っん…』
顎を掴まれ、
強引に奪われた唇の隙間から
熱い舌が差し込まれる。
『んっ…、んぁ…っ…』
先輩にすら許していない
ファーストキスを…
こんな形で、春樹に奪われるなんて
考えてもみなかった。
『ん、ぅ…っ…。はぁ…っ』
自分じゃないみたいな
甘ったるい喘ぎ声を引き出され
どちらのものかも分からない唾液が
唇の端から漏れていく。
「…そんなとろけた顔されて…、止められるわけないんだけど?」
『ち、がっ…、ぁっ…!もっ…、だめ…、だってば…っ』
ネグリジェの腰ひもを解かれ
はだけた胸元に、熱い舌が這わされる。
「…どう?彼氏に貰った服を、他の男に脱がされていく感想は」
『っ…し、らな…っん…』
次々と暴かれていく素肌に
春樹の髪から滴り落ちた雫が跳ねる。

