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久美子
第2章 回想
その後は同級生たちの援助を返す為に結局「売り」と言う売春をやったと言う。いわゆる個人的売春。
返しが終わった頃、運悪く補導された。最初だから観察処分。
でも親や先生からは蔑まれ、居場所がなくなり家出を繰り返し不登校になった。
 夜の繁華街には割とそう言う人間が集まる所があって、久美子もそこにたまっていた。
バンドの彼とは切れて、その頃は暴走族の彼氏が出来、そこの寝ぐらに転がり込んで暮らした。
タバコも覚えたが、ある日彼が妙に臭いのを吸っていた。
「葉っぱ」と言う隠語の大麻。
吸ったら3〜5秒息を止めて吐く。それを繰り返すと目の前が
クラクラしてくる。
彼は
「ハイになる」
と言うが久美子はならなかったらしい。
葉っぱを吸ってsexをする。当然避妊もしないから妊娠するから堕ろす。
それを繰り返しているうちに流産する様になり、
「もう子供は出来ない体だ」
と医者に言われた。

しばらくして、警察が部屋に入ってきた。
彼が大麻の所持で捕まり、家宅捜査となり自分も逮捕となった。
当然、前科もあるし少年院行きになる。

指導期間は半年。厳しい規律の中で辛かったが、何とか退院まで無難に過ごした。
退院時に父親が迎えに来た。母親の姿が無かった。

「別れた」

と父親が言った。

「お前を育てていけないから、好きな所へ行け」

と縁を切られ、結局元のように繁華街の溜まり場に身を寄せた。

 本来なら観察期間内で半年くらいは定期的に連絡を入れるのだが、それもしなかった。
そうこうしてるうちに16歳になり、年齢を偽って風俗で働いた。泡嬢、そうソープランドで働いた。
世の中の景気が良くなって来ていたから、お客も付いて馴染みも出来た。
ある程度金が貯まり、溜まり場からアパートに引っ越した。

「それからは月100万円は稼いだかな?」
「そんなに稼げるの?」
「他の娘はもっと稼いでたかな?倍くらい」
「その頃にヤクザの旦那に会ったの」
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