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僕の愛する未亡人
第17章 欲しがる未亡人 本間佳織⑥
「想像したけど……本当になったら、やだ」

はぁっと理央の荒い息が吐き出される。
どこかそのことを想像して興奮しつつ、切ない目線を佳織に向ける。

「ん……でしょ。あたしも、佐藤くん以外は嫌よ。そんなこと考える人……いないと思うけどね」

ふふっと笑うと、自ら理央の唇を奪う。
理央としかこんな行為は嫌なのだと自分で主張するように、舌を絡める。

「でも……飯塚さんに、イイことしてもらったんじゃないの?」

「ぅ、な、なんでっ」

理央は顔を真っ赤にして、佳織を見つめる。首を横に振る。

「あたしがいなくて……二人でなんて。胸元を撫でられて、あの声で囁かれたら……一発でしょ?」

指先が佳織のそこに触れているはずなのに、佳織は妖しく笑い、いつの間にか主導権を握っていた。

「ん、んなわけないじゃんっ。飯塚さんはそんな風にからかわないもんっ。本間さんのばかっ」

二人の関係性がわかる。
そんな風に冴子を責めた佳織ではなく、冴子をかばうような発言をした――佳織にとって、その二人の関係すら愛おしかった。

「はぁ……佐藤くん……それ、ヤキモチ妬いちゃうよ……」

理央の耳元で、息も絶え絶えにそんなことを佳織は言う。

「え、え……?」

理央はわからないと言ったふうに、佳織の腰を左手で抱くことしかできない。

「飯塚さんのこと……庇うんだ」

「あ、いや……そんな」

「あたしを迎えに来たのも……飯塚さんに挑発されて――適当な女としたくなったからじゃないの?」

自分でも不思議なほど、理央を責め立てるような言葉を言っていた。
理央がもっと、自分を欲しがればいい。どこかでそう思っていたから。

「な、何で、そんなことっ……」

理央が唇を噛んだのが見えた。
その刹那、そこから指が引き抜かれる。
乱暴だった。少し、ずきんっと秘部が痛む。
そう感じた時――理央は佳織の体の向きを乱暴に変えると、ストッキングとショーツをずらした。
普段晒すことの無い場所が空気に触れる。

「え、あ、さと……っ」

名前を呼んだ後、数秒だったように思う。
熱を帯びた、指とは異なる固さが秘部に感じられる。

「あ、待……っ」

佳織は咄嗟に、いつ生理が来たかを思い出そうとする。
理央を欲しがっているそこは、腹の奥まで、いとも簡単に理央のそれを飲み込んでしまう。
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