この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
魅惑~甘く溺れる心と身体。
第12章 いざ、情報収集のためにっ!

「えっ!?」
 ――それって?

 須藤さんが話した内容。
 それが、ほんの少しあたしが予想していたことと違っていたから、目を見開いて思わず顔を上げた。

「澪ちゃん、思い出してみて? 俺が澪ちゃんを口説いていた時、森野――あいつは君の手を引いて自分の後ろに隠しただろう?」

「それって――」
 もしかして……。
「嫉妬だよね、帰宅してからあいつの様子はどうだった? 独占欲丸出しじゃなかった?」
「……あ」
 須藤さんの質問に、あたしはドキってした。
 たしかにあの夜は唯斗さんは少しいつもより余裕がなかった。

 まあ、あたしが裸エプロンで迫ったっていうのもあるかもだけど……。
 ――にしても、バスルームではあたし、初めてのアナルセックスも求められた――その後も、ソファーでキスマークもつけられて……何度も求められた。

 それってあたしだけ?
 姫美花さんにはしなかったこと?

 あたし、もしかして。
 まだ勝ち目はあるの?

 ゲンキンなあたしは、さっきまでの悲しい気持ちがほんの少し薄れていく気がした。

 須藤さんの顔をぼーっと見つめていると――。

「ねぇ、澪ちゃん。もし、まだ森野と付き合っていないなら、俺にもまだ勝ち目はあるかな?」

 ――はいい?
 なんだかおかしな発言をされた気がする。
 我に返るあたし。

 そうしたら――。

「澪ちゃん。俺と賭け、してみない?」



 《いざ、情報収集のためにっ! ・完》
/210ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ