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魅惑~甘く溺れる心と身体。
第14章 アクメの檻。

 ◆



「っひゃ、あう……も、許して……」
「須藤より俺の方がずっと悦いって判らせないとね」
「あ、ん……あ、んっ!」

 ラブホでの3Pの後、須藤さんがあたしに絡んでくることはなくなり、絶賛計画中である、唯斗さんを誘惑して告白してもらおう大作戦の邪魔をしてくることはなくなった。
 だけど、それ以来、唯斗さんからのあたしに対する執着が増した……。

 あれから3日が過ぎたが、昼夜問わず、唯斗さんに抱かれる日が続いている。
 これまではゴムをつけていた時もあったのに、今では中出しされることが多い。
 このままだとあたし、いつか本当に唯斗さんとの子供ができてしまうかもしれない……。
 もし、このまま赤ちゃんができたら、唯斗さんはどうするつもりなんだろう。
 お母さんみたいにあたしとお腹の赤ちゃんを捨てる?
 それとも、あたしたちを愛してくれる?

 判らない。

 ここに来るまではたしかにあった両想いの確信も、今は少し薄れはじめている。
 若さとこの巨乳を利用して唯斗さんを魅了しようと思ったのは事実だけれど――。

 唯斗さんはあたしのことが好きなんだろうか。
 それともあたしの身体を気に入っただけなんだろうか。

 一抹の不安の中、それでもあたしは唯斗さんが好きだから、離れるつもりはない。
 それに……あたし、唯斗さんに執着されるのが快感になっている。
 身体は唯斗さんの精子を浴びるたび、あたしの子宮は悦びに満ち足りていた。


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