この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
略奪貴公子
第21章 脅迫者

“ こんな辱めを受けるだなんて…っ ”

 なんて悪夢だろう。

 だが、これを招いたのは他ならぬ自分なのだ。

 公爵家に嫁いだ身でありながら他の男に恋をして、身体を捧げた。舞踏会という社交場で、己の立場を忘れて振る舞った。

 …自分が悪い。

 罪を犯した自分だから、これが、その罰なのか。

“ 罰を受けるのはっ……当然 ”

 受けてしかるべきだ。でも──



 ここでエドガー様の言いなりになるのが
 本当に、わたしが負うべき罰なの??



「──…ッ、ちがぅ」

「……ん?」



 こうやって抵抗せずに……身体を好きに弄ばれて……それで、罰を受けた気になるなんておかしい。

 こんな事でクロードを守った気になるなんて、おかしい。

 彼は絶対に、絶対に喜ばない。



『 主(アルジ)が城に来れないと言うことは、あなたはひとりこの城で戦わなければならないということです 』



 戦わなかったわたしに
 彼を待つ資格なんて無い──!



/274ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ