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二重生活
第16章 lockset
彗君のスウェットは、袖も裾もながくてブカブカだった。
「……可愛い」
彗君がやっぱり爆笑しながら、両方折ってくれた。
「もう! これだったらバスタオル一枚でセクシーに登場すればよかった!」
照れ隠しでそう言うと、
「それもいいね。今度からそーして。そっこーで襲うけど」
スウェットの下に手を滑り込ませて、裸の胸を触られた。
「……ひゃっ」
「ふふ。俺、鞠香さんのそーいう反応好きなんだよね」
笑いながらお風呂場へ消えていく彗君。
完全にからかわれているのがわかるけど、触られた胸は熱くて、悔しいほどドキドキしていた。
ドライヤーがシャンプーの香りを部屋いっぱいに運んでいく。
ポピーが寝ぼけたまま、ヒクヒクと鼻を動かしていた。
「……可愛い」
彗君がやっぱり爆笑しながら、両方折ってくれた。
「もう! これだったらバスタオル一枚でセクシーに登場すればよかった!」
照れ隠しでそう言うと、
「それもいいね。今度からそーして。そっこーで襲うけど」
スウェットの下に手を滑り込ませて、裸の胸を触られた。
「……ひゃっ」
「ふふ。俺、鞠香さんのそーいう反応好きなんだよね」
笑いながらお風呂場へ消えていく彗君。
完全にからかわれているのがわかるけど、触られた胸は熱くて、悔しいほどドキドキしていた。
ドライヤーがシャンプーの香りを部屋いっぱいに運んでいく。
ポピーが寝ぼけたまま、ヒクヒクと鼻を動かしていた。