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二重生活
第18章 存在論
彗君の部屋は、外よりも少し肌寒く感じた。
ひんやり冷たいベッドに腰掛け、貪るように唇を重ねる。
掌が服の中に滑り込んで、ビクンと身体が跳ねた。
「彗君……待って……シャワー浴びさせて……」
「このままでいい。もう、鞠香さん不足すぎて限界だよ……俺」
あっという間に服を脱がされ、布団の中で抱き締められた。
彗君の熱い体温をもっと感じたくて、足を絡ませ、背中に腕をまわす。
「鞠香さん、もっとぎゅって抱きついて」
熱い吐息が耳にかかり、舌先が耳朶を舐めた。
「ハァ…………ンッ……」
「髪……タバコのにおいする……でも、ここ鞠香さんの匂い……」
くんくんと犬みたいに鼻を寄せる彗君。
「いい匂いすぎ……ずっと、嗅いでたい」
「くすぐったいよ……耳元……でしゃべ……っちゃ……イヤ……ァ……」
乳首の尖端を擦るように、指の腹が何度も往復していた。
指先に優しく摘ままれると、もうすっかり尖りきっているのがわかった。
お尻の下に割り入れられた彗君の太ももは、きっと濡れてしまっていることだろう。
耳や首筋、肩を這う舌先……。
背骨から脊髄まで、ビリビリと電気が走ったように背中は反り返り、身体はビクビクと震え続けていた。
吐息混じりだった声が、切羽詰まった喘ぎに変わっていく。
「鞠香さん、すごい感じてるね……気持ちい?」
「うん……すご……い……気持ちいの……」
「もっと気持ちよくなって……」
クチュ……彗君の指が、優しく突き立てられた。
「温かい……。ヤバい、触ってるだけですげー興奮する……」
「私……も……触りたい……」
「まだダメ。もっと気持ちよくさせたいから」
伸ばした手は、両手首をまとめて頭の上で縛られた。
露わになった脇を、舌先がくりくりと愛撫する。
そうしながらも、乳首を弄られ、蕩けきった蜜壺をかき回され、とめどない快感の波に襲われていた。
ひんやり冷たいベッドに腰掛け、貪るように唇を重ねる。
掌が服の中に滑り込んで、ビクンと身体が跳ねた。
「彗君……待って……シャワー浴びさせて……」
「このままでいい。もう、鞠香さん不足すぎて限界だよ……俺」
あっという間に服を脱がされ、布団の中で抱き締められた。
彗君の熱い体温をもっと感じたくて、足を絡ませ、背中に腕をまわす。
「鞠香さん、もっとぎゅって抱きついて」
熱い吐息が耳にかかり、舌先が耳朶を舐めた。
「ハァ…………ンッ……」
「髪……タバコのにおいする……でも、ここ鞠香さんの匂い……」
くんくんと犬みたいに鼻を寄せる彗君。
「いい匂いすぎ……ずっと、嗅いでたい」
「くすぐったいよ……耳元……でしゃべ……っちゃ……イヤ……ァ……」
乳首の尖端を擦るように、指の腹が何度も往復していた。
指先に優しく摘ままれると、もうすっかり尖りきっているのがわかった。
お尻の下に割り入れられた彗君の太ももは、きっと濡れてしまっていることだろう。
耳や首筋、肩を這う舌先……。
背骨から脊髄まで、ビリビリと電気が走ったように背中は反り返り、身体はビクビクと震え続けていた。
吐息混じりだった声が、切羽詰まった喘ぎに変わっていく。
「鞠香さん、すごい感じてるね……気持ちい?」
「うん……すご……い……気持ちいの……」
「もっと気持ちよくなって……」
クチュ……彗君の指が、優しく突き立てられた。
「温かい……。ヤバい、触ってるだけですげー興奮する……」
「私……も……触りたい……」
「まだダメ。もっと気持ちよくさせたいから」
伸ばした手は、両手首をまとめて頭の上で縛られた。
露わになった脇を、舌先がくりくりと愛撫する。
そうしながらも、乳首を弄られ、蕩けきった蜜壺をかき回され、とめどない快感の波に襲われていた。