この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
二重生活
第3章 CAFE a.m.
―――――――――――――――――
――――――――――
――――
……

「ふー、疲れたぁ」

声を出して、バスタブで手足を伸ばした。
心地よい疲労感が、ゆらゆらとお湯に溶けていく。

(本当に、本当なんだ……)


あのあと彗君は、帰り際の鞠香の腕を引き留めて、

「さっきの冗談とかじゃなくて、ほんとですから」

そう言って、鞠香の連絡先を聞いた。
口約束だけの社交辞令だったのかな……と思っていたので、嬉しくて、そして、胸が少し痛んだ。
あの痛みは何だろう……。

ゲルマニウムローラーを、ゆっくりと足に滑らせながら、昨日の夜のセックスを思い出していた。

体を這う舌先。奥を貫く熱いもの……。

雄一の顔が、次第に彗君の顔に変わっていって、鞠香は自分の想像に愕然とした。

それでも、彗君のあの瞳は、頭の中から消えてくれなかった。

お湯に見え隠れする乳首が、いつのまにか勃っていた。
綺麗にネイルアートが施された細くて長い指が、乳首に絡みつく。

彗君が、すぐそこで見つめているような気がした。
/206ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ