この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
二重生活
第10章 キスの痕
もう、キスだけでおかしくなりそうだった。
弄られる乳首が悲鳴をあげていた。

その思いが伝わったのか、彗君が下へおりていく。
乳首が口のなかで転がされ、優しく噛まれ、その反復に甘く切ない官能がせりあがってくる。

「鞠香さん、鳥肌立ってる……」

「……だっ……て……」

大きく息を吐く。そのたびに、枕の上に広がる柔らかな髪が波打って、艶めいた。
鞠香の身悶えする体は妖艶で、卑猥だった。

(きっと、すごいことになってる……。下着がびちょびちょになってるのがバレちゃう……)

切ない表情で見上げる鞠香を見て、

「どうしたの?」

彗君は、愛しそうに目を細めてキスを落としてくれる。

いいのかな……。
こんなこと言っていいのかな……。



「…………ううん」

「何? 言って。どうしてほしいの?」

鞠香は目をつぶって首を振る。



そのとき、頬をそっと掌で挟まれた。

目を開けると、優しい瞳が鞠香を見つめていた。

「鞠香さん。俺、鞠香さんと一緒にいたい。どんなことも乗り越える覚悟だから……。
だから、鞠香さんもちゃんと言って」
/206ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ