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あなたに抱かれたい
第10章 夫のいない生活

久美子がお隣の間宮に陵辱されているとも知らずに、
茉優と正弥の姉弟はファミリーレストランでドリンクバーのコーラを飲み漁っていた。

「げふっ…」

もう何杯目だろうか、腹の中がコーラだらけになっていて、もうこれ以上は飲めないと胃袋がギブアップしていた。

「なあ…姉ちゃん、そろそろ帰ろうぜ」

姉の奢りだと言うから正弥はカレーライスとナポリタンを貪るように食べて、おまけにコーラの飲みすぎで急激に眠気がやって来た。

「いやよ、家に帰ったってパパがいるわけじゃないし、久美子さんと私たちだけって考えただけでも寒気がするのよ」

「父さんを盗られたからって、そんなに久美子さんを目の敵にしなくてもいいじゃん」

「あんたは美人に弱いからね
すっかり久美子さんに取り込まれちゃって…」

「人聞きの悪いことを言うなよ
久美子さんはれっきとした俺たちの母さんになったんだぞ!
これから先、仲良くやっていかなきゃダメだよなって話じゃないか」

「じゃあ、あんた一人、美人の久美子さんが待っている家に帰りなさいよ」

「姉ちゃんはどうするんだよ?」

「そうねえ…金を持っていそうなサラリーマンでも引っかけてエッチしてもらおうかしら」

「ダメだぞ!姉ちゃんには俺がいるんだから、今さら元のやりマンにならないでくれよ」

「じゃあ、今夜は私に付き合ってくれるのよね?」

「どうでもいいけどさ、俺、すっげえ眠いんだけど」

「ここで寝ればいいじゃん」

「やだよ、そんなプー太郎みたいな真似はしたくないよ」

「もう!仕方のない子ね…
じゃあ…ラブホ行っちゃう?」

「ラ、ラブホって…ラブホテルの事かよ?」

「他にラブホっていう健全な施設でもあるって言うの?」

「高いんじゃねえの?」

「心配しなくていいわよ、奢ってあげる」

「ホントに?じゃあ、早くラブホに行こうぜ!
俺、一度でいいからラブホってのを経験してみたかったんだぁ」

眠いって言ってたくせに、正弥に目的地がラブホだと言ってあげた途端、目を血走らせて興奮し始めた。
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